年収の壁 判定
見込み年収を入力するだけで、主要な「年収の壁」を超えているか即座に判定します。2026年(令和8年)の税制改正対応。
📅 対象制度:令和8年(2026年)分(最終確認 2026-07-13)
「年収の壁」とは
パートタイマーや短時間労働者が年収を増やす際に注意すべき「年収の壁」とは、社会保険や税制の仕組み上、特定の年収を超えると急に手取りが減る「段差」のことです。 代表的なものが以下の3つです。
主な3つの壁(2026年現在)
| 壁 | 主な影響 | 対象者 |
|---|---|---|
| 106万円 | 短時間労働者が社会保険(健保・厚年)に加入義務 ※2026年10月〜 賃金要件廃止・週20h以上が主基準に | 週20h以上・51人以上の企業 |
| 130万円 | 配偶者・親の健保の被扶養者から外れる ※2026年4月〜 労働契約書ベース判定(一時的収入増は除外) | 扶養家族として認定されていた方 |
| 178万円 | 所得税がかかり始める(2026年改正後の新基準) | 給与所得者全般 |
旧「103万円の壁」はどうなった?
2025年以前は給与所得控除55万円+基礎控除48万円=103万円が所得税の課税最低限(「103万円の壁」)でした。 2026年(令和8年)の税制改正で給与所得控除の最低保障が74万円、基礎控除が最大104万円に引き上げられ、 課税最低限が178万円に大幅に上がりました(令和8年・9年の特例措置)。 これにより、年収178万円以下の給与所得者は所得税の納付が不要になります。
年収別 壁判定 早見表(2026年)
年収ごとに各壁を超えているか(○=未超過・安全、×=超過・注意)を一覧で確認できます。
| 年収 | 106万円の壁 社保加入義務 | 130万円の壁 扶養から外れる | 178万円の壁 所得税発生 |
|---|---|---|---|
| 80万円 | ○ | ○ | ○ |
| 90万円 | ○ | ○ | ○ |
| 100万円 | ○ | ○ | ○ |
| 106万円 ←壁 | × | ○ | ○ |
| 110万円 | × | ○ | ○ |
| 120万円 | × | ○ | ○ |
| 130万円 ←壁 | × | × | ○ |
| 140万円 | × | × | ○ |
| 150万円 | × | × | ○ |
| 160万円 | × | × | ○ |
| 170万円 | × | × | ○ |
| 178万円 ←壁 | × | × | × |
| 190万円 | × | × | × |
| 200万円 | × | × | × |
○=壁を超えていない(安全圏) / ×=壁を超えている(注意)。上記はあくまで目安の概算です。
よくある質問
年収の壁とは何ですか?
社会保険や税金の仕組み上、特定の年収を超えると急に負担が増える「段差」のことです。代表的なものが106万・130万・178万円の壁で、知らずに超えてしまうと手取りが減る「働き損」になる場合があります。
106万円の壁はどんな人に関係しますか?
51人以上の企業で週20時間以上・2か月超の見込みで働くパート・アルバイトの方が対象です。この壁を超えると健康保険・厚生年金への加入義務が生じます。【2026年10月改正】賃金要件(月88,000円以上)が廃止され、「週20時間以上」が主な加入基準になります。企業規模51人以上の要件は当面維持され、2027年10月から段階的に撤廃される予定です(出典:厚生労働省)。
130万円の壁を超えるとどうなりますか?
配偶者や親の健康保険の「被扶養者」から外れます。自分で国民健康保険か、職場の社会保険に加入する必要があり、保険料の自己負担が発生します。【2026年4月改正】被扶養者の認定が「労働契約書(労働条件通知書)に記載された時給・労働時間・日数をもとにした年間収入見込み」で判断されるようになりました。残業代など一時的な収入増が130万円を超えても、社会通念上妥当な範囲であれば扶養の認定は取り消されません(出典:厚生労働省事務連絡 令和8年3月9日)。
178万円の壁とは何ですか?
2026年(令和8年)の税制改正で誕生した新しい壁です。給与所得控除の最低保障が74万円、基礎控除が最大104万円に引き上げられた結果、この2つを合計した178万円が所得税のかからない上限になりました。2025年以前の「103万円の壁」が178万円に大幅引き上げられたものです(2026年・2027年の特例)。
年収の壁を超えても働き損にならない方法はありますか?
106万円の壁については、社会保険に加入すると手取りは一時的に減りますが、将来の厚生年金が増えるメリットがあります。130万円の壁については、130万円を少し超えるだけでは手取りが減りやすいため、扶養を外れても保険料分を上回る収入を目指すか、年収を130万円未満に抑えるかを検討する必要があります。具体的な金額は上のシミュレーターでお試しください。